11月26日、香港で深刻な高層ビル火災が発生しました。高層ビル火災の問題も、日本のニュースで大きな話題となっています。特に港区では超高層ビルが急増していますが、同様の火災を防ぐための十分な備えは整っているのでしょうか。また、日本にはどのような関連規制があるのでしょうか。
【バルコニー設置避難垂直はしご】
日本では、マンションのバルコニーは居住者のプライベートスペースでありながら、一般的には公共の避難経路とみなされています。雑多なものを置くことは禁止されているだけでなく、各マンションの管理規約によっては、花や芝生、鉢植えの植物を育てることさえ禁止されている場合があります。なぜなら、これらの場所は非常時の避難経路となる可能性があるからです。
階段が避難に使用できない場合は、バルコニーに設置されている垂直避難はしごを開き、作動させて展開し、降ろすだけで、はしご車を待たずに直下へ避難できます。もしそこに物が置かれ、火災時に通行が妨げられると、最悪の場合、刑事責任を問われる可能性があります。


【隣人との間を隔てる仕切りを突破して脱出】
自分の家で火災が発生した場合、通常は隣の部屋のバルコニーと自分の部屋のバルコニーを隔てる仕切りを突き破って隣の部屋に逃げることが許可されます。


【耐火構造】
都市計画法によれば、「防火地域」内に所在する建物のうち、3階建て以上または延べ面積が100平方メートルを超えるものは、耐火構造としなければなりません。
同様に、「準防火地域」内に所在する建物のうち、4階建て以上または延べ面積が1500平方メートルを超えるものは、耐火構造としなければなりません。
【耐火構造とは?】
規定の耐熱時間は、床材の種類や部材の種類(内壁、外壁、柱、天井など)によって異なります。最大要件としては、構造耐力上支障がないこと、さらなる燃焼を防ぎながら、最大3時間の耐熱性を維持する必要があります。

今回の高層ビル火災を振り返ると、発火点は建物外部の工事用竹足場であった可能性が高い。そのため、もし日本で発生していたとしたら、バルコニーからの垂直避難を阻むだけでなく、数十時間にも及ぶ外部からのくすぶりによって、たとえ耐火構造物であっても構造耐力上支障がなく、延焼を防ぐことは困難だっただろう。日本においても、この惨事は避けられなかったと言えるだろう。作業員への安全教育に加え、乾燥しやすく燃えやすい竹足場の長期使用については、代替資材の導入の可能性も検討する必要があるでしょう。
